ちょうどよかった
NTT系列の会社からひかり電話の営業電話がかかってきた。
20代後半と思われる男性。
セールスマン「ただいまおとくなキャンペーン中です。ひかり電話への切り替えはいかがでしょう?」
ワタシ「ひかり電話、故障ばかりしてるし、今変えるつもりはないなぁ…」
セールスマン「そうですよね…。いや、ちょうどよかったです、お客様」
ワタシ (------ん? ちょうどよかった?)
セールスマン「お客様はインターネットをお使いでしょうか? 現在はADSLですか?」
ワタシ「・・・(めんどくさいので)はい」
セールスマン「ちょうどよかったです、お客様。インターネット接続のADSLからひかり回線へのお勧めもしていまして…」
「ちょうどよかったです、お客様」の言葉に非常に違和感を感じ、3度目に彼がこの言葉を言ったとき、思わず笑ってしまった。
笑われた彼はなぜ笑われたのかわかっていなかったけれど、もうつきあうのも面倒なので「うちはNTTさんじゃない光もあって、予備でADSLも使ってるの。だからいらない」と断って電話を切った。
この「ちょうどよかった」という言葉は、会話がセールスマンとお客の間のものだったら、お客が使う言葉だ。
お客「おおっ、ちょうどよかった。ひかり電話のことでわからないことがあったんだよ!」
のように使うのが普通だと思う。
「ちょうどよかった」と思うのは言葉を発する本人なので、セールスマンがたとえ「おっ、しめしめ、お客に引っかかりそうなヤツに電話がつながったぞ」と思って「ちょうどよかった!」と言いたかったとしても言ってはいけない。
「ちょうど良いものがありますよ」と過去形にしていない言い回しは好きじゃないけれどまぁ許容範囲。
でも過去形の「ちょうど良かった」はダメなのだ。
どうもこういう日本語がとっても気になる。
「よろしかったでしょうか?」も気になるし、「ら」抜きなども気になる。
テレビCMで「くじらのナントカー、ありんこのなみだー」ってヤツ、「いつかきっと見れるよねー♪」と歌われるたびに「見られる!」と突っ込むし、「あ、それ、見して!」と言う人がいると、ぜったい「“見して”じゃなくて“見せて”!」と鬼の首をとったように反応するワタシ。
とか言いつつ、先日第一回の検定試験が行われた日本語検定の問題例を見たら、あやしいものが結構あった(^^;
自分の日本語は棚に上げて、です。


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