マータイさん本「へこたれない」
やっと1冊の本を読み終えた。
ノーベル平和賞受賞者、ケニアのワンガリ・マータイさんの本「へこたれない」。
マータイさん本は以前「モッタイナイで地球は緑になる」(木楽社)を買って読んだことがあるけれど、マータイさんのコトバが直接伝わる部分が少なく、イマイチだった。
で、今回の「へこたれない」は、まず図書館で借りてみた。
読むのに時間がかかったのは、むずかしかったりつまらなかったりしたわけではない。
この本では独立前と1963年の独立後のケニアの背景が多く書かれており、漠然と知っていたケニアの歴史を再認識させてくれた。
特にワタシがケニアに行った1991年10月、1994年11月、2002年1月、2003年11月のケニアの社会情勢をこの本で恥ずかしながら初めて知り、大きく変わった1990年代のケニアと2000年代のケニアの違いに思いをめぐらせた。
ケニア人の友人Hさんが話してくれたケニアでの事件の話も多く出てきた。
Hさん(一般ケニア国民)とマータイさん(政府と国民の間の立場)の同じ事件に対する目線の相違があるかを考えたりと、とにかくこの500ページ弱の本を読むのに、じっくりあれこれ考えながら数ヶ月かかってしまった。
(結局図書館での貸し出し延長の繰り返しはきかなくなり購入(^^; 言い訳すると、その間、別の本を図書館借りして読むのお休み状態も何日かあり)
ケニアに興味のない方にはイマイチな部分もあるかもだけれど、たぶん誰にでもこの本が勇気を与えてくれるテーマは、タイトルどおり「へこたれない」ということだ。
どんな困難に見舞われてもマータイさんはへこたれない。
忍耐強くねばり強く諦めず続けていく意味を身をもって教えてくれる。
ノーベル平和賞受賞者ともなると、別世界の人のような気持ちを持ちがちだが、この本を読んでいくと、マータイさんと同じようにへこたれずにねばり強く信念を貫いていくことによって、自分にも世界が開けていくのではないかという確信が持てる。
もちろんケニア好きな方には必読の1冊。
ぜひ!
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