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2007年9月 5日

母なのか姉なのかオンナなのか

意味深なタイトルをつけてしまったけれど、どーってことない話。

小学生だか中学生だかのとき、高校野球で活躍するお兄さんたちのことを、すごいオトナだと思って見ていた記憶がある。
20代になったとき、30代がオトナに見え、40代以降がいわゆるオジサン、オバサン世代だと思っていた。
そして40代の今は、60代以上の先輩方も同じ思いを今も持っていることを感じる。
自分では「もう人生折り返し地点きちゃったな〜」なんて思っていても、大先輩からは「あなたはまだ若い。これからなんでもできるよ」とアドバイスをいただく。

28歳だか29歳(ぎりぎり20代)の時、ひとりでもよく遊びに行っていた新宿2丁目のオカマバーのコと仲良くなった。
よく知るZちゃんは、とてもアタマが良く、気遣いもできるスゴイコだった。
友達というか、弟というか、母性というか。。。そんな感情で「イイコだな〜」と思っていた。

なんでだったか忘れたけれど、ふたりでお店から出て、2丁目の仲通りをウロウロしていたとき、初めてZちゃんが16歳だということを知ってびっくりした。
「うっそー! じゅうろく!?」と驚くワタシに、「大丈夫。まだ産める年齢じゃないでしょ?」とZちゃんはさらりと言った。
確かに29歳のワタシに16歳のムスコはちょっと無理がある。
Zちゃんのコトバにミョーに納得したワタシ。

その後、オカマバーにも行かなくなり、30代、40代になっても、なんとなくこの時のZちゃんのコトバがワタシの境目になった。
とか言いつつ、知り合う人の年齢から計算をするわけでもなくだったのだけれど、ある時、当時の仕事で関わっていた男の子Hくんのお母さんが、ワタシと同い年だということが判明。
顔に20数個もピアスをしていたHくんと、朝までふたりで飲み明かし、彼がいじめられていたという高校時代の話を聞いた。

Zちゃんのコトバが蘇る。
ああ、そうか、この世代はもう“産める年代”なんだ。

産めない年代だから、産める年代だから、だからどうした?って状態ではあって、その人たちとの関係は何も変わらないけれど、どこかワタシの奥底で、産める世代に対しては“オトナの責任”のようなものを背負う自分がいるような気がする。

ワタシは自分のお腹を痛めて子どもを持った経験がない。
だからこそ余計そう思うのかな?
でも結構この母親世代の気持ちになりきれない自分が気に入っているフシもある。
母とか姉とかオンナとか、そういうこと抜きにして死ぬまで色んな世代の人たちととことん人間的なつきあいがしたいな、と思う今日このごろ。

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