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2009年5月30日

旅の思い出<ケニア編 Part2>

タイ編を書いたあとに思い出したので、"外国で具合が悪くなった"話。
ワタシが海外で体調を崩したのは、今のところケニアでのこの1回のみ(^^)

2002年1月からの3回目のケニア。
1回目&2回目はケニアに大学時代からの友達が住んでいたから、ひとりで行動していても拠点にはいつも友達が暖かく迎えてくれる環境にあった。
でも3回目のケニアは、友達はすでに帰国しちゃっていたので、まったくの一人旅。

成田→アムステルダム(オランダ)→ナイロビ(ケニア)に着いて、即マサイマラまで飛ぶ。
成田を出るのが前日午前11時で、マサイマラ到着が翌日の午前11時だから、感覚的には24時間後。ケニアと日本の時差が-6時間だから正確には30時間後ってところ(今はこのルートがあるかは不明)。
全行程9日間の旅だけど、そんなわけでケニアでの宿泊(全部マサイマラ)は5泊のみ!
最初の3泊は前回も行ったムパタ・サファリクラブに泊まり、最後の2泊はオロナナに泊まった。
ムパタはコテージ式の丘の上の見晴らしの良いところにあるロッジだけど、オロナナはムパタの丘の下、マラ川のほとりにあるテント式ロッジ。
「お姫様気分が味わえるよ〜」と言われて行ってみた。

実際、超お姫様待遇を受ける(あー、今は"セレブ"というのか)。
たまたまワタシが泊まったこの2日間、お客はワタシひとりだったのだっ〜(@@)/
「部屋係もガイドもコックもガードマンも全てがあなたの専属です」と言われる(^^;
好きな時間にごはんもお酒もOKだし、サファリも好きな時間でOK。リクエストいつでもなんでもOKの世界(普通、ケニアでのサファリを目的とした旅行ではスケジュールが決まっている)。
実際、サファリが終わって、ドライバーと話をしていると、すかさずアルコール好きのワタシのためにビールとおつまみが運ばれてきたり(*^^*)

で、「明日は帰国」というオロナナ2日目の晩ごはん。
ダイニングでたらふくワインも飲んだんだけれど、その後、部屋までジントニックを持ってきてもらうことにした。
シャワーをあびていたら、ジントニックが来た気配。
「テント外のデッキにあるテーブルに置いておいてね」なんてシャワールームからお願いするなんて、セレブ風でしょ?(^^)

↓オロナナの泊まったテント。ひとりで泊まったのに、ダブルベッドが2つある。テント入口側からの写真。奥にトイレとバスルームがある。
090531_01.jpg
↓テントの外はこんな感じ。椅子やテーブルのある奥はカバのいるマラ川。
090531_02.jpg

その晩、ベッドに入って2時間後くらいに、それはやってきた。
いきなり吐き気で目が醒めて、トイレへ走る。
調子にのって飲み過ぎてしまったなーと思う。
ベッドに戻ってまた1時間後に吐き気で目が醒める。
呑兵衛のワタシ、これは"飲み過ぎじゃない"ということに気づく。
その後も1時間ごとに吐き気で目が醒め、トイレとベッドの往復が始まる...。

オロナナは24時間電気が使えるので、枕元の電気スタンドはつけっぱなしにしていた。
トイレへの往復をして、ベッドでうつらうつらしていると、テントがなんだか揺れている。どうやらカバ(こわいのよー)がやってきて、ワタシのテントをユッサユッサしているらしい。
直後にタッタッタッと人の走る音。
「あー、マサイのガードマンさんがカバを追っ払ってくれているんだ」と夢うつつで思う。

早朝のサファリに行くために、5時にモーニングコールを頼んでいた。
枕元には緊急時用のトランシーバーがあったけれど、あと2時間くらいだから様子をみようと、そのままひとりカバとマサイの足音をききながら朦朧とする。

朝5時。几帳面なお部屋係が「5時です」とテントの外から声をかける。
吐き気はだいぶおさまってきたものの、ここで訴えなきゃなので、ベッドから「具合が悪いの。大声出すの辛いから、テントの中まで入ってきて」と伝える。
が、ワタシの言葉たらずの英語に、"ワタシのお部屋係"さんは、なかなかテントまで入ってきてくれない(^^;
どなるの辛いんですけど...。
「I'm in an emergency!」と、乱暴英語で言ったらようやく枕元まで来てくれた。

その後、まずマネージャー(英国人)が枕元にやってきて、ポカリスエットの素みたいのをくれたり、フライングドクター(マサイマラには病院がないので、"フライングドクター"という飛行機搬送隊を使ってナイロビの病院まで運ぶシステム)を使うか、など、あれこれ心配してくれる。
フライングドクターはあまりにも大げさなので断り、吐き気止めの薬がほしいことを伝える。
ドライバーさんがすぐに買いに行ってくれて、枕元でワタシの世話をしてくれた。

とにかく眠い。
当然午前中のサファリもキャンセルし、お昼のナイロビ行き飛行機の時間ぎりぎりまで寝ている。
起こされて朦朧としながらチェックアウト。
ロッジの全員が心配そうにワタシに声をかける。
眠くて眠くてしょうがないので、英語をしゃべるアタマになんてなれなくて、挨拶もそこそこにお別れ。
ナイロビについても眠くて眠くて...。
吐き気はなくなったものの、胃がきりきり痛むのと眠気との戦い。
この日は半日チャーターしていたドライバーさんと、動物孤児院→ナイロビ国立公園→お買い物の予定だったのだけれど、ナイロビ国立公園内の途中で限界に達する。
夜のフライトまでどこかホテルでもとってもらってヨコになりたい!と旅行会社さん(道祖神さん)にお願いしたら、快く「事務所のソファーで良かったら、寝てください」といってくれた。
どうやら飲んだ抗生物質(マサイマラで買ってきてもらったもの)が強すぎたらしく(ワタシは普段「薬」を極力飲まないタイプ)、極度の眠気はそのためのものだったみたい。
お言葉に甘えてソファーで爆睡。

その後、なんとかナイロビ市内へ買い物に出たものの、眠気と胃の痛みは延々続く。
帰りのアムステルダム行きの飛行機でも9時間飲み食いいっさいとらず爆睡(あー、もったいなかった...)
目が醒めたときはすでにもうじきオランダ。オレンジジュースだけもらって飲む。
眠気はオランダについたあたりで回復したけれど、胃の痛みはまだあって、結局丸2日近く食べ物は全く食べられなかった。
アムステルダム・スキポール空港でお寿司屋さんを発見して、食べたかったのだけれど、さすがにこの状態で"ナマモノ"はやめておこうと挫折(次のケニアの帰りでは食べた!)。

結局思うに、ワタシは食べ物にあたったわけではなく、旅の疲れ(本格的な一人旅はこれが初めてだった)が知らず知らずのうちに免疫力をおとしていたみたい。
よくこういう話は聞いていたので納得です(なのでオロナナは全然問題なしですよ〜)。

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