旅の思い出<タイ編>
調子にのって怒濤の「旅の思い出」シリーズです。
そのうち更新ペースも落ちると思うのでおつきあいを。
タイには4、5回行ったことがある。
そのほとんどは友人や家族との旅行だったけれど、ワタシが初めて行ったタイは結果的にひとりで参加したツアー旅行だった。
大学の友達と卒業旅行として2人で行こうと計画したタイ旅行だったけれど、彼女が直前に体調を崩し、結局ワタシ1人でこのツアーに参加した。
バンコクの空港で“現地添乗員”お迎えの2泊だか3泊だかの「バンコク&パタヤの旅」だったと思う。
バンコクで迎えてくれたのは、つたないながら日本語のできる可愛いタイ人女の子の添乗員さん。
何名のツアーなのかなぁと思ったら、なんとこのツアー、ワタシと同い年くらいの男の子が同じくひとり、だけのツアーだった(@@)/
その男の子もワタシと同じく、一緒にくるはずの友達が、急遽キャンセルになったとか。。。
かくして日本人の同年代の男女+タイ人女の子添乗員の旅が始まったわけです。
こう書くと、ワタシと“その男の子”、もしくはタイ人添乗員さんとでナニカあったのでは!?と思われるかもだけれど、大事はあったけど、ご想像上のナニカは全くナシ。
事件はパタヤでおこった。
その夜、ワタシたち3人はパタヤのレストランでトムヤムクンやその他タイ料理を楽しんでいた。
数時間後各々部屋に戻る。
しばらくして、なんだかお腹が痛くなってきて、その晩ワタシは何度かトイレを往復した程度だったけれど、翌日、同行の“男の子”は悲惨な状態に陥っていた。
タイ人添乗員さんの女の子も「私も昨日、おなか、変だった」と告白した(^^;
この日はすでにバンコクに戻って帰国する日だったので、用意されたバンに乗る。
すでにワタシとタイ人添乗員さんは復活していたのだけれど、“男の子”は息も絶え絶えの状態。
途中で病院に行くことになった。
パタヤとバンコクの道中にある病院は、それでも大きい病院だったんだろうけれど、ワタシがイメージしていた病院とはだいぶ違った。
英語がワタシ以上にできない“男の子”と、日本語がそれほど完璧でない添乗員さんと病院の先生の間に立たされたワタシは通訳をさせられる。
結局、車の中で病院から指示された点滴をしつつ、バンコクに着いたら一番大きな病院に直行することになってしまった。
えーーーーっ、タイ最後のこの日は、バンコクでお買い物、じゃなかったんだっけー?
もっと大勢のツアーだったら違ったのだろうけれど、なんせツアー客は元気なワタシと弱り果てている“男の子”だけ。
結局ワタシもバンコクの大病院につきあわされるハメになる。
まぁ、こんな経験、めったにできないから、それなりに楽しんでいたワタシだけど。
“男の子”は、具合は悪そうなものの、喋ったりすることは問題ないので、だんだんワタシへのリクエストがエスカレートしてくる。
「看護婦さんにトイレ行きたいって、通訳してくれる?」とか
あげくの果てに「タイシルクスカーフをお土産用に5枚くらい買ってきてくれる?」とか。
なんなんだよ、こいつ!
期せずして旅のパートナーになった“その男の子”は、ワタシの友達になるパターンの人とは180度違うタイプ。でもまぁそれはしょうがない。ここは大人の対応を、と思っていたけれど、お土産買ってこいまで頼まれちゃー、いい加減にしろよ!な気分。
あんたのせいで、ツアー最後のバンコクでの半日がパーッになったんだけど。
そのワタシの気分を察して、添乗員の女の子が「まぁまぁ」と間に入ってくる。
結局ワタシと添乗員の女の子は、病院近くの繁華街に出て、なんとかお土産になりそうな“タイシルクスカーフ”を購入。しょうがないので、自分のお土産もここで調達。
まぁ、観光客なんていないこの地域を散策できたのは、それなりにおもしろかったんだけど。
“男の子”は帰りの飛行機搭乗時刻ぎりぎりまで病院に拘束され、それにつきあわされたワタシは空港でもトランシーバーを持った係員さんと共に延々走り続けることになった。
当然、免税店で化粧品買って〜♪なんて時間は全くなしっ。
滑り込んだ飛行機では、“男の子”と席が離れていたので、それがせめてもの救いだった。
後から思えば、日本に戻ってツアー会社に文句言えばよかったかな、だったんだけど、何も行動しなかったワタシ。これはこれでおもしろい旅だったかな。
あ、でも、ワタシはたぶんこの旅のあとからパック旅行はいっさい行かなくなったのかも。
ちなみに後からわかったことなのだけど、へとへとになって乗り込んだバンコクからの帰りの飛行機に、実はワタシが当時よく行っていた“おかまバー軍団”が社員旅行で乗っていたらしい。
お互い日にちと便名を照らし合わせて「えーーーーっ!同じ便だったんだー!」と大騒ぎになったけれど、機内で遭遇していたら、さらにややこしいことになっていたでしょう。
会わなくてよかった。。。


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