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2009年11月25日

行き当たりばったり

ひとりで行動する時、あらかじめ予定を決めたり、予約したりするのが苦手です。
もちろんケニアに行く、なんてのは、一人旅でもバックパッカーでふらりと…というのはワタシにはできないので、予約していきますが…(^^;

いつもだったら毎月今頃は締切原稿がどんどん送られてくるタイミングなのだけれど、全然来ない。
納期は決まっているので確認してみたら「明日には」と言われたので、今日は遊びに行くことにした。
「沈まぬ太陽」を観に行こう!

普段はほとんど映画館に行かないワタシだけど、これは映画館で観なきゃ、と思っていた。
原作を夢中になって過去に読んだ。ケニアも舞台の1つ。主人公恩地元のモデルとなった小倉寛太郎氏(故人)にとても興味を持っていた。ワタシが1991年ケニアに初めて行った時、ナイロビの街をぶらぶらしていたらJALのマークを掲げた事務所を見た。知り合いから勧められた。などなど…の理由で。

ネットで時間だけ調べた。予約もできると書いてあったんだけれど、平日の16:30の回だし、大丈夫だろうとそのまま予約もせずに行ってみたら……。
なんとチケット売り場は長蛇の列。マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」で並んでいるだろう人たちもいて、結局並んでいる途中で「16:30の沈まぬ太陽は販売終了しました!」と場内アナウンス(--;
たまたま今日は“レディースデイ”で、女性は1,000円で入れる日だったので、おばちゃんレディスが押しかけていて(ワタシもだけど)、やっぱり甘かった〜〜〜。

迷ったのだけれど、この機会を逃すとまた観に来なくなりそうだったので、最終の20:30の回を予約。
さて、4時間どうしよう。

急に思いついて恵比寿の東京都写真美術館でやっているセバスチャン・サルガド「アフリカ」展を見に行った。
全てモノクロの写真。多くはアフリカの干ばつ、飢餓、内戦などに直面した人たちの写真。
ところどころに野生動物たちの写真もある。
内戦によって殺された人、あのルワンダの大量虐殺によって殺された人たちの骨が折り重なる学校、そして1994年以前ののどかなルワンダの茶畑風景、難民キャンプの人々……。
日本人からみると、想像もつかない世界の現実が目の前にある。
でも、その人々は可哀想な人々としてはワタシの目には映らない。境遇はとっても大変なのに、その目には凛とした生きることに対しての潔さがある。野生動物たちもそうだ。
自分が腐った目で毎日を過ごしていることが恥ずかしくなる。
そんな人々の意志の強い目と同じ目でカメラをじっと睨みながら水を飲むナミビアのヒョウの写真が忘れられない。
行き当たりばったりだったけれど、見に行って良かった。。。
閉館1時間前だったけれど、写真展には思っていたより多くの人が来ていた。
年配のご夫婦、一生懸命メモをとっている女子学生さん風の方、ネクタイをしたサラリーマン、音楽やっていそうな若い男性。年配のご夫婦を別にして、みんなひとりで見に来ていた。
それを見て、なんだか日本人に希望を持てたりしたワタシ(^^) 行って良かった。
12月13日までやっているので、機会のある方はぜひ!

まだ映画までは時間があるので、ビヤステーションでゆっくりビールとごはん♪

で、やっと20:30からの「沈まぬ太陽」話です。
途中10分の休憩があっての23:50終了。長いっっ!!!
けど、「あっという間ですよ」と勧めてくださった方の言うとおり、のめり込んで観てしまった。
原作を読んでから観たので、ちょっと物足りない部分もあったけれど(特にケニア部分)、よくあれだけの長い小説をこの時間内でまとめたなーと。
映画の一番最初は「Bwana!」(「ミスター」の意味のスワヒリ語)で始まったので、余計びっくりしてしまった。
ケニアの場面はそんなに多くないけれど、最後のアフリカの大地に固定されたカメラから動いていく太陽の絵は、映画館の大きなスクリーンで観る価値があったなーと思いました。
このシーン、マサイマラで撮られたみたいですよ。
まさにワタシが焦がれるケニアの1シーンなので、ぜひぜひ映画館で。

行き当たりばったりの1日だったけれど、なんか充実した1日。
こういうのあり、です。

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